ラストオブアスリマスター(PS4)の評価レビュー【ストーリー・マルチともに最高峰】

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※この記事はストーリーのネタバレなしで構成されています

PS4ソフト「ラストオブアスリマスター」の評価レビューになります。

感想を一言でいうと【低価格でストーリーとマルチを楽しめるPS4ソフトトップクラスの神ゲー】という感じです。

他のゲームで例えると、【アンチャーテッド+メタルギア】というようなイメージ。

レビューの要約は以下の通り。

・PS3版ラストオブアスをやったことのない方は必見
・PS3版マルチにハマっていた方も購入の価値アリ
・PS4ソフトの中でもトップクラスの作品
・感染・寄生に関するリアルな表現の箇所アリ
・怖いものが苦手な方は注意が必要かも

本文ではラストオブアスの魅力に詳しく迫っていきます。

ラストオブアスについて

ラストオブアスはノーティドッグが製作した作品です。

アンチャーテッドシリーズと同じ製作会社というとイメージが湧く方もいらっしゃるかもしれません。

アンチャーテッドシリーズ同様、

  • 映画のようなゲーム
  • 高グラフィックかつ壮大なストーリー
  • マルチも実装されておりかなり楽しめる

といった要素があります。

そしてアンチャーテッドシリーズにはない独自の魅力としては、

  • メタルギアのように敵から隠れながら慎重に進む必要がある(ステルスゲー)
  • 強い敵も多いので基本隠密行動が必須(無双系ゲームのようにごり押しするのは難しめ)
  • 限られた資源や物資を大事に使っていく必要がある

という感じでしょうか。

ラストオブアスの種類について

ラストオブアスは元々PS3で発売されており、PS4版はPS3版のリマスター作品となります。

PS4版ラストオブアスリマスターは2014年8月発売。

通常版発売後は長い間中古でも4000円ほどする作品でした。

その後、2018年7月にはPlayStation Hits版(=廉価版)が登場し、今では新品・中古ともに非常に購入しやすくなっています。

ラストオブアスの良い点

現在では2000円以内で買えるのでかなりとっつきやすくなっているラストブアスですが、個人的な良い点を挙げると正直キリがありません。

ストーリーが面白い

↑画像の左側が主人公。右側の女の子と行動を共にするようにしていく形です。

ラストオブアスの主人公は普通のおじさん。

超能力を使えるわけでもありませんし、身近な人を守り切れないこともあります。

そのような主人公だからこそ感情移入できるシーンも数多くあります。

ちなみに女の子とわいわいするゲームではなく、内容はかなりシリアス要素が多め!

緊張感のある立ち回り

ラストオブアスでは銃弾や物資などは基本的に限られています。

なので銃で敵をゴリゴリ倒していくゲームではありませんし、敵を効率よく倒せるように考えながら慎重に立ち回っていかなければなりません。

緊張感のあるプレイが続くので、つい辞め時が分からなくなるゲームでもあります。

ストーリーは難易度設定がある

ゲームの難易度はたくさんの選択肢があり、初心者~上級者(PS3である程度やり込んだ方)まで楽しめるような設定に。

ライトゲーマーの方でクリアできるように作られているのは非常に良い点だと思います。

今でも通用する高グラフィック

ラストブアスはPS3版のリマスターですが、今からでもプレイしても全然違和感なくプレイできるかと思います。

アンチャーテッドシリーズを手掛けたノーティドッグの大作。

マルチが面白い

ストーリーももちろん面白いのですが、マルチプレイもかなり楽しめます

マルチは4対4の少人数制TPSとなっており、

  • 資源争奪戦(いわゆるチームデスマッチ)
  • 生き残り戦(死亡するとそのラウンドでは復活不可の形式)
  • 金庫強奪戦(金庫を開けるのが勝利条件。何度死亡してもOK)

の3つのモードがあります。

ラストオブアスマルチの良い点は【パーティ有り】と【パーティ無し】の部屋が分かれている点。

★ソロ(野良)プレイヤーは同じソロのプレイヤーとマッチング

★フレンドとパーティを組んでいる人たちは同じくパーティを組んでいる人とマッチング(※ソロで参加することも可)

というような仕組みです。

なので他のゲームでありがちな、パーティに野良のプレイヤーが勝つのは難しい状況というのを回避することが可能です。

また、マルチでも物資や銃弾が限られており、1人で無双するのは結構難しい環境なのも良い点だと思います。

ゴリゴリ敵を倒すゲームではないですが、かなり良い感じのTPSマルチに仕上がっています

ラストオブアスの注意点

個人的には大満足ですが、人によっては気になるかもしれない点があるかもしれないので、その点を軽く紹介します。

主にホラー要素とマルチ要素に関してです。

一部残虐表現やホラー要素アリ

こちらはストーリーの注意点です。

感染者や寄生まみれの狂人的な敵も多く出てきます。

暗い建物の中を探索することもあり、結構恐怖を感じるシーンも多め。

なので「怖いのが苦手」という方は購入前に少しYouTubeでプレイ動画を見てみることをおすすめします。

マルチ初心者の頃はやられること必至

ラストオブアス(PS4版)は2014年発売と既にかなり長い時間が経過しています。

マルチに慣れたプレイヤーも多く、マルチ始めたてのころは何もできずにやられることも多いかと思います。

ただ,FPS系のゲームよりもそこまでエイムが上手いプレイヤーも少ないので、ある程度やり込めばそれなりに倒せるようになるかと。

ラストオブアスはエイム重視というよりも立ち回り重視です。

マルチは攻めよりも待ちが強い環境

マルチプレイ自体はかなり面白く、ゲームバランスも結構良い方だとは思うのですが、

  • 隠密訓練
  • ショットガン系の武器

が強めのマルチゲーム。

パーティを組めるならば動いて攻めるのもアリなのですが、ソロ(野良)だと動き回るプレイスタイルは結構厳しめ。

待ちが強い環境です。

動き回って攻めるというよりもじっくり立ち回る系のTPSとなっています。

動く回って敵をひたすら倒すタイプのマルチが好きな方にとってはラストオブアスが合わない可能性も。

レインボーシックスシージが楽しめた方はラストオブアスも楽しめると思いますし、逆にラストブアスのマルチが楽しめた方はシージを遊んでみるとハマるかもしれませんね。

マルチは外国人とのマッチングでラグがあるときも

ラストブアスのマルチは未だに人気があり、発売から5年近く経っていますが未だにマッチングします。

レインボーシックスシージやウイニングイレブンなどは国内のプレイヤーと優先的にマッチングしますが、ラストオブアスの場合は外国人ともマッチングすることがよくあります。

2019年現在のマッチング環境としては、

  • 夜:日本人ともマッチング可
  • その他の時間帯:外国人とのマッチングも頻繁にある
  • 外国人との対戦で良ければ2~3分待てばすぐにマッチングできる

ただし、外国人との対戦時はほぼラグが発生します。

ラグが許容できるのならば今からでもマルチが結構楽しめるかと。

興味のある方はぜひ。