「LIVE2Dを使ってみたいけどイラストが描けない」
と悩む方に向けて、今回はLIVE2D用イラスト依頼について解説します。
私もこの問題に直面していろいろ考えてみた結果、LIVE2Dで使うための専用イラストを依頼するという方向性に。
実際に今ではモデリングをいじれるところまで到達することが出来ました。
— めらにっく🎮 (@melanic282) 2018年10月18日
この記事は私の実体験を踏まえて
・依頼はどんな感じ?
・依頼する際の注意点
について以下で詳しく紹介していきます。
目次(もくじ)
イラストを依頼する前にまず学んでおくべきこと
LIVE2Dを使ってVtuberになろうと考えた際、イラストの依頼をする前にまずはLIVE2Dを触ってみるのが大前提になります。
LIVE2Dは誰でも簡単に扱えるソフトというわけではないため、イラストが納品されてから
「LIVE2D難しすぎてわけわかんない!やっぱりあきらめよう\(^o^)/」
となるのが1番怖いところ。
また、イラストが納品されてからLIVE2Dを試すようだと、イラストレーターさんにご迷惑をおかけしてしまうことにつながります。
イラストレーターさんに全てを丸投げせず、依頼主側がLIVE2Dについてあらかじめ把握しておく必要があります。
なので、依頼の前にまずはLIVE2Dの操作を少しだけ覚える必要があります。
具体的にマスターしておきたいLIVE2D操作
依頼する前に覚えておきたい操作が以下の通り。
・LIVE2Dをダウンロードして起動する
・LIVE2D公式チュートリアルを見る
・サンプルキャラを動かしてみる
・瞬きと口パクの動きをマスターする
・変形パスとメッシュの手動割り振りを覚える
公式のサンプルを利用してこれらを勉強しておくと、依頼の際にイラストレーターさんにより詳しい説明ができるようになります。
公式のチュートリアルも充実しているので、時間をかけてゆっくり勉強していきましょう。
例えば、瞬き(まばたき)と口パクの操作を覚えることでイラストを描いてもらった際に動作の確認を速やかに行えるので、塗足しなどの修正をいち早くお願いできます。
LIVE2D用イラストを依頼できるサイトについて
LIVE2Dでとりあえずテンプレートでもキャラを動かせるようになったら、次はイラストを依頼するための知識を勉強していきましょう。
イラストを依頼出来るサイト(アプリ)としては、スキマ(SKIMA)とココナラが有名です。
私もいろいろ調べましたが、個人のイラストレーターさんに依頼する場合、この2つのどちらかで依頼するのが良いと感じました。
- スキマはイラスト専門のオーダーメイドマーケット。
- ココナラはイラストに限らず、何でも得意を売り買いできるサイトです。
私の場合はスキマにて依頼し、最高に大満足なイラストを描いていただいたので、個人的にはスキマをおすすめします。
募集しているイラストレーターさんに依頼する場合
依頼するサイト選びも重要ですが、「誰に依頼するか」はそれ以上に大事な要素。
ココナラでしか登録していないイラストレーターさんやスキマでのみ依頼を受け付けているイラストレーターさんもいらっしゃいます。
1番おすすめなのがVtuberのLIVE2Dイラストを複数回経験している方に依頼すること。
やっぱり手馴れてる方にお願いするのがトラブルが起きづらく、安心して取引できます。
ココナラやスキマならばVtuberやLIVE2D専用の依頼を受け付けている方もいらっしゃいます。
そちらの方に個人的に依頼するのがBESTかと。
専門で依頼を受け付けている方は料金プラン等も記載しているはずなので、予算も考えやすくなります。
こちらからイラストを描いてくれる方を募集する場合
「この予算でこんな感じのLIVE2D専用イラストを描いていただける方はいますか?」
的な感じで、こちらから募集をかけてみるという選択肢もあります。
スキマでいうプロジェクト方式ですね。
プロジェクト方式ならば予算を先に決めた上で依頼を受けてくれる人を探せるので、予算がわかりやすいという特徴があります。
また、LIVE2Dイラストに知識のあるもしくは興味のある方が依頼を受けてくれるので、取引がスムーズに進むでしょう。
例外:LIVE2Dに詳しくない方へ依頼した実例
どうしても好きなイラストレーターさんの動くイラストが見たいんじゃあああああああああ
私はこんな思いで、LIVE2Dイラストに詳しくない方に直接依頼するという無茶ぶりをしてしまいましたm(__)m
この方法はイラストレーターさんにご迷惑がかかってしまうのでおすすめしません。
特に、パーツ分け等のLIVE2D特有の作業はかなりお手数おかけすることになります。
更に、LIVE2Dを勉強する時間も割いてもらうことに。
そのため、このような無茶ぶりは基本断られると思います。むしろ断られて当たり前なので、やはりLIVE2Dイラストを経験したことのある方に依頼するべきかと。
とあきらめきれない方は、まずは正式に依頼する前にメールやTwitter等でそれとなくLIVE2Dイラストに興味があるかどうか聞いてみるのが良いかと思います。
また、このような場合は依頼主側が具体的に指示を出せるように知識をつけておく必要があります。
LIVE2Dイラストに詳しくない方に直接依頼する場合の注意点
「どうしても好きなイラストレーターさんに動くイラストを依頼したい」
という無茶ぶりをふっかける方に向けて、いくつか注意点を以下で紹介していきます。
1番良いのは、LIVE2DのサンプルイラストをPSDファイルのまま紹介して、これと同じような形でキャラの見た目だけ変更してもらうことです。
これならば、
- イラストレーターさん側にも作品のイメージがつきやすい
- 自分自身がLIVE2Dの知識がなくても動かしやすい
といったメリットがあります。
特に後者の自分がLIVE2Dで動かしやすくなるのは非常に大きなメリット。
LIVE2Dのテンプレートを適用という機能を用いるとサンプルと同じ動きが初心者でもなんとか形になります。
サンプルを自由自在に動かすことが出来れば、同じような手順で納品されたイラストをノンストレスで動かせることも可能でしょう。
これらの理由から、依頼する前にサンプルのPSDファイルを参考にして作成してほしいと一言伝えておくのがおすすめ。
依頼する前に気を付けておきたい注意点としては、
「PSDファイルでの納品」
「立ち絵は正面向き」
「パーツ分けについての説明」
「透明な部分をなくす」
「LIVE2D公式動画をイラストレーターさんに見てもらう」
こんなところかと。
特にLIVE2D初心者の方の場合は絶対にPSDファイルで納品してもらうべきだと思います。
#1【Vtuber】バーチャルユーチューバーの始め方【2Dか3Dか】
#2←今回の記事
#3LIVE2D用イラストの予算や相場【スキマ・ココナラで依頼する場合】
#4LIVE2Dを始める前の心構えとイラストを依頼(用意)する際の注意点
#5【超初心者向け】LIVE2Dのダウンロードと動作環境について【Vtuber#5】
#6【初心者向け】LIVE2Dの画面の見方と最初に覚えるべき操作について【Vtuber#6】
#7【LIVE2D実践】PSDファイルの読み込み方法とテクスチャアトラス編集の設定
#8LIVE2Dでテンプレートを適用する方法(前編)【Vtuber#8】
#9テンプレートを適用が上手くいかない際の注意点(後編)【Vtuber#9】
※LIVE2D記事はシリーズ化予定です。
・口の開閉をする方法(作成中)
・目の開閉をする方法(作成中)
・5秒程度のGIFをアニメーションで作る方法(作成中)
・まばたきのキーフレーム実例(作成中)
・口パクのキーフレーム実例(作成中)