現在HD598は既に生産終了しており、後継機としてHD598srとHD598csが発売されています。
- HD598sr:オープン型(開放型)
- HD598cs:密閉型
似ているように見えて結構使用感が異なるので、どちらを購入するか迷う方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回はオープン型と密閉型の違いやHD598自体のメリットとデメリットについて紹介します。
目次(もくじ)
HD598の後継機としてSRとCSが存在します
私はこれまで10個ぐらいのヘッドホンを購入しました。
いろんなヘッドホンを使ってきた中で、特に買って良かったのがゼンハイザーのHD598。
HD598は「プリン」という愛称で、結構人気のあるヘッドホンです。
プリンの名前の由来は画像を見たら一発でわかりますね
もちろん見た目だけでなく、低音から高音までバランスよく聞こえます。
タイプで言えば万能型。
安物のものでは聴こえなかった音もしっかり拾ってくれます。
しかし、プリン色のHD598は生産終了に
2019年現在では、プリン色のHD598は生産終了しています。
その代わりに、後継機となるHD598srとHD598csの2つが新発売されました。
後継機では値段が1万円ほど安くなり、更にコストパフォーマンスの良い商品となりました。
どちらも黒色で見た目が似ているのですが、使用感は結構異なります。
理由は、srがオープン型(開放型)なのに対し、csは密閉型となっているため。
開放型(HD598sr)のメリット・デメリット
[amazon asin=”B06WLGRYSF” kw=”オープン型 HD 598 SR”]私の体感した、開放型のメリット・デメリットはこんな感じです。
開放型の特徴について詳しく
オープン型(sr)は音が漏れるような仕組み。
音の広がりを密閉型よりも体験できますが、使用する場所を選ぶ必要があるというのが特徴です。
具体的にいうと、
・外で散歩時に使う
・電車の中で使う
・同居人と同じ部屋にいるときに使う
これらの状況ではかなり向いていないのが開放型。
密閉型(HD598cs)のメリット・デメリット
[amazon asin=”B01JP436TS” kw=”密閉型 HD 598 CS”]密閉型について詳しく
密閉型(cs)は音が漏れないので、近くにいる人に迷惑をかけずに音楽を聴けるのが特徴です。
もちろんその分外部の音を遮断してくれるので、集中して音を聞き取りたいときに重宝します。
装着感はかなり強めです。
耳栓しているような感覚なので、友人とボイスチャットする際にやや話しづらいヘッドホンになります。
カナル型イヤホンをつけているような感覚ですね。
個人的な結論
カナル型イヤホンが嫌いな方は開放型の方が快適に使用できるかと思います。
また個人的には、開放型のほうがチャットで友人と話しやすいので、開放型を普段使いしています。
密閉型だと耳栓して喋っているようなイメージなので、結構しゃべりづらいです。
友人からは
「別にいつもと声変わらないけどね」
と言われますが、喋っていて何となく違和感を感じます。
そのため、PS4で友人とチャットしながら遊ぶ際は開放型を使用しています。
密閉型は1人で集中してゲームをしたり、音楽を聴いたりといった場合に使用。
また、密閉型は周囲の音声をある程度カットできるので、周囲の音が気になる際は密閉型というような生活をしています。
HD598自体のメリット・デメリット
ケーブルが着脱式(取り外し可能)なので、断線したとしてもケーブルのみ別途新しく購入(リケーブル)すればOK。
長期に渡り安心して使用できますので、これは非常にありがたいですね。
私は良くイヤホンを断線させてしまう(片方から音が聴こえなくなる)ので、リケーブル仕様は助かります。
[amazon asin=”B0761L7C8B” kw=”イヤーパッドSennheiser”]あとは耳パッドも付け替えられます。
このようにカスタマイズに富んでいるので、一部分が壊れても買い足していけば長く使用することができます。
私も耳パッドやコードをカスタマイズしていくうちに、HD598に愛着が持てるようになりました。
本体が壊れても、再度HD598シリーズを購入するぐらい気に入っています。
デメリットは偽物(中古品)が存在すること
デメリットは偽物の存在が確認されている点。
新品で信頼できるお店から購入することを強くおすすめします。
メルカリやヤフオクの中古などで、保証書や外箱に貼ってある認証シールが確認できないものは基本的に購入するべきではありません。
これはHD598だけに限らず、全ての高級ヘッドホン・イヤホンにいえます。
本物は側面に⇩のような保証書と認証ステッカーが貼ってあります。
中古購入の際は少なくともこの2つを必ず確認するようにしていください。
ちなみに【外箱だけ本物で中身偽物】というパターンだと、この限りではなくなります。
極端に安すぎるものは裏があることが多いですよね。
今のネット世界では自分の身は自分で守る必要があります。
中古を買って疑心暗鬼になるよりも、新品を購入した方が精神的に優しいと思います。
HD598はゲームにも使えます
ゲーム利用の場合で特に、FPSで集中して足音を聞きたい場合は密閉型が向いています。
音をしっかり拾ってくれるので、レインボーシックスシージなどのFPSゲームでもヘッドホンの良さを活かすことができます。
方向だけに限らず、階数まで判別可能です
また、外部の音をかなり遮断してくれるので、集中してゲームをすることができます。
音ゲーにももちろん相性は良いですし、その他ゲームでも臨場感が違ってくると思います。
オープン型と密閉型は聴こえ方が結構異なるので、自分の使い道次第で選択肢は変わってきます。
ヨドバシカメラは無料視聴ができるので、近くにヨドバシがある方は是非一度足を運んでみてください。足を運ぶだけの価値は間違いなくあります。
私の場合、元祖HD598が開放型なので、密閉型のHD598csを購入しています。状況に応じて両方を上手く使えているので非常に気に入っています。
個人的には開放型のほうが好きですね。
開放型の方が喋りやすいためです。密閉型だと耳栓をして喋っているような違和感があってチャットしずらいので、開放型を普段使いしています。
私はUSBマイクと組み合わせています
[amazon asin=”B005M2HDA6″ kw=”ECM-PCV80U”]HD598でゲームしながら友人とチャットしたい場合、USBマイクの使用が便利です。
マイクとヘッドフォンを別々に接続する形ですね。
ヘッドセットとは違い、好きなマイクと好きなヘッドフォンを組み合わせられるメリットがあります。
ただ道具を揃えたからすぐ試合に勝てるというわけではありませんのでご注意ください。対人戦で勝ちたいならばそのゲームをやり込んで、分析と改善を繰り返していくのが上達する一番の方法ですね。
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まとめ
HD598はコストパフォーマンスにかなり優れており、この価格帯では最高レベルのヘッドホンだと思っています。
また、欠点がないという万能型ですので多くの人がフィットしやすく、高級ヘッドホンの入門には最適なのではないでしょうか。
私自身初めて手を出した高級ヘッドフォンでもあるので非常に愛着が湧いています。
また、Amazonプライムデーでも出現するのがこのHD598になります。特に後継機が出てきて値段が1万円ほど安くなったので、コストパフォーマンスは抜群ですね。
ヨドバシカメラなどで視聴が出来ますので、是非一度ご視聴してみてください。