PS4のPSストアには【PlayStation Now(※以下PSNow)】という項目があります。
PSNowを一言で説明すると、定額制で対象ソフトが遊び放題のサービス。
私は過去3か月ほど加入していましたが、例えば
- デモンズソウル(PS3ソフト)
- ICO(PS3ソフト)
- アンチャーテッド1.2.3(PS3ソフト)
- 東方紅輝心(PS4ソフト)
- ブラッドボーン(PS4ソフト)
- ロケットリーグ(PS4ソフト)
などの名作や大作ソフトを存分に楽しむことが出来ました。
今回の記事では
- PSNowはいったいどういったサービスなのか。
- メリットデメリットはなんなのか。
- 2019年10月からのPSNow変更点はなんなのか
について詳しく紹介していきます。
目次(もくじ)
PSNowとは【2019年10月に価格改定あり】
PSNowの特徴は以下の通り。
- 定額制のクラウドゲームサービス
- 利用権の購入で対象のゲームが遊び放題
- PSNOW対応のPS3ソフトとPS4ソフトが対象
- PS4上でPS3のゲームも出来る
PSNowのキャッチコピーは「名作から大作まで、今すぐ遊び放題」
最近Amazonプライムビデオなどの動画観放題サービスが流行っていますが、それのゲーム遊び放題サービス的なイメージを想像してください。
・PS3を持っていないけど、PS4上でPS3の名作ソフトを遊びたい!
・PSNow対象のPS4ソフトを遊んでみたい!
という場合に最適なサービスになります。
私自身PSNowに加入していた時期が3か月ほどあり、その際にプレイして面白かったソフトを別途記事にまとめています。
料金プランが2019年10月より変更に
2019年10月よりPSNowの料金体験が変更されました。
新たな料金プランがこちら(2019年10月~)↓
・魅力的なゲームタイトルが遊び放題となるPlayStation™Nowは、業界初、また、唯一のコンソールにおける定額制クラウドゲームサービスです
・10月より、更に多くのタイトルをお客様にお楽しみ頂けるよう、ラインアップに新たにCERO Zレーティング対象タイトル(対象年齢18歳以上)を追加しました。400以上のPS4/PS3用ゲームソフトが月額1,180円(税込)からご利用可能で、期間限定で『ゴッド・オブ・ウォー』、『 グランド・セフト・オートV』などの人気タイトルもラインナップに追加されます。
これまでは月額2500円程度の高額サービスでしたが、今回の変更により料金が大幅に安くなりとっつきやすくなっています。
ちなみに以前までの旧価格がこちら↓(2019年9月まで)
これを見ると、今後のPS5でもPSNow関連(クラウドゲーム)に力を入れる可能性もあるかもしれませんね。
新PSNowのメリット・デメリット
2019年10月からのPSNowでは、料金が安くなったことが大きく取り上げられていますが、以下2点の変更によるデメリットも存在しています。
- ※ 18歳未満のお客様はPlayStation Nowの利用権をご購入いただくことはできません。
- ※ PS Storeでの購入にはクレジットカードが必要です。
この背景には恐らくCEROZレーティングタイトルがPSnowの新しい対象ソフトになったことが予想されます。
例えばGTA5など。
これらのCEROZゲームが2019年10月以降に新規PSNow対象タイトルとなる代わりに、18歳未満の方のPSNow利用が出来なくなったようです。
つまり、
という感じになります。
PS4からPSNowを遊ぶ方法
ここからは実際にPSNowの対象ソフトをPS4上で遊ぶ場合の流れを紹介します。
まずPS4を起動し、メニュー画面へと移動します(↓画像)
メニュー→【PlayStation Store(PSストア)】(↑画像オレンジ枠)を選択。
↓画面左側のタブのところにある【PlayStation Now】からPSNowの詳細が確認可能です。
加入する際やPSNowで遊ぶ際はこの手順でサービスを利用できます。
注意点:ネット回線が必須
PSNowはクラウドサービスであり、インターネット回線が必須です。
※ プレイには下り速度5Mbps以上が保証される安定したネットワーク環境が必要となります。 快適にプレイいただくには12Mbps以上が保証される安定したネットワーク環境が必要となります。
ちなみにPS4のメニュー→【設定】から自分のインターネット回線速度をテストできますので、不安な方はまずそちらを。
また、PSNOWに加入する前に回線の動作テストを行うことも可能です。
回線の安定度も重要かと思いますので、無線(WiFi)よりも有線(LANケーブル接続)でのプレイがおすすめです。
注意点:トロフィー獲得可
PSNOWを利用することにより、PS4上でPS3のトロフィーも獲得できます。
「遊び放題だからいろいろなPS3ソフトをちょびっとだけプレイしまくってたら、トロフィーリストが微妙な感じになった」なんてこともありえます。
トロフィーを気にする方は要注意。
逆に言うと、PS3を持っていない状態でPS3のトロフィーを集めたい場合、PSNowでトロフィーを集めるのもありでしょう。
実際にPSNowに加入して感じたメリット・デメリット
私はPSNOWに合計3か月ほど加入していた時期があり、その際に感じたメリットとデメリットを以下で紹介していきます。
メリット:PS3の名作がPS4で出来る
最大のメリットがこちら。
あくまでPSNowの対象ソフトだけにはなりますが、例えば
- デモンズソウル
- アンチャーテッド
- ICO、ワンダと巨像
などの名作PS3ソフトをPS4でプレイ可能です。
PS3が今でも家にある方にとってはあまり魅力を感じないサービスかもしれません。
ただし、PS4のソフトもPSNowの一部対象であり、例えば
- BF4(バトルフィールド4)
- グラビティデイズ
- ブラッドボーン
などの人気作品も対象タイトルとして存在します。
メリット:無料の体験期間がある
PSNOWには7日間の無料体験があります。とりあえず試してみて、継続加入するかどうか決めることが出来るのはやはり安心できますね。※無料体験の際は自動更新設定に注意。自動更新がオフになっているかどうか綿密に確認しておきましょう。
デメリット:料金が高い
私はPSNOW自体のサービス内容はかなり好きなのですが、継続での加入はしていません。月額2315円+税はぶっちゃけ高額。大半の方は1日のゲームする時間は限られていますよね。その中でも、PSNOWのゲームよりもいつも遊んでいるオンラインマルチプレイの方をどうしても優先してしまいます。PS+にもお金を払っていますので、さらにここからPSNOWの料金も毎月加算されるのは結構厳しいです。
これにより、以前よりもとっつきやすくなりましたし、CEROZタイトルなど幅広いゲームが対象ソフトになりえるのは素晴らしい変更点だと思います。
デメリット:ゲームのスクショできない
これは個人的にかなり残念な点です。
PSNOWでPS3ソフトを遊ぶ際は、PS4上でPS3がプレイできる環境にアクセスしているような感じ。
PS4でPS4ソフトを遊ぶのとはちょっと技術的にも異なる?ようです。
ちょっとわかりづらくて申し訳ないのですが、つまりはPSNOWでプレイできるPS3ソフトをスクリーンショットやシェアプレイすることは出来ません。
スクリーンショットやシェアプレイ等はPS4から導入された新機能なためだと思われます。もしかしたら今後何らかの形で対応するかもしれません。
(デ)メリット?:変更点が多い
こちらはメリットでもデメリットでもある内容です。
PSNowはやたらとサービス内容の変更が多い傾向にあります。
例えば私が最初にPSNowを遊んでいた頃は、
- VITAでもPSNowが遊べる
- ファイナルファンタジー13をレンタル(※)でプレイできる
など出来ましたが、現在ではどちらもサービス終了に。
※レンタル=〇日で〇円という感じでゲームをレンタルで遊べた機能。PSNOWのサービス料金とはまた別の料金設定でした。今は存在せず
また、2019年10月にはCEROZタイトルがPSNowの対象になったり、料金が大幅に安くなったり、18歳未満だと利用できなくなったりなどの大きな変更がありました。
このように、PSNowの仕様は良い意味でも悪い意味でも大きく変わることがあります。
PSNowのまとめ
★学生の夏休み期間など、長期休暇でまとまったゲーム時間が取れる方
★PSNOWで遊びたいゲームが既に決まっている方(明確な目的があって加入しようと決めた方)
★PS3を持っていない方でPS3のゲームに興味がある方
そういう方々ならば、PSNowを最大限に楽しめるかと思います。
サービス自体の変更点は多いですが、キャッチコピー通り名作や大作が遊び放題なのは非常に魅力的です。
ゲームする時間に余裕のある方はぜひとも検討してみて下さい。
2019年10月より新料金体系となり、同時に無料体験は今のところ存在していません。ただ今後キャンペーンなどで登場する可能性はあるかと思います。