PS4向けのおすすめモニターの選び方!テレビとの違いは遅延にあり

記事内に広告を含みます

初めてPS4向けのモニターを購入しようと考えた場合、やはりどのモニターを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

最近は様々な種類のゲーミングモニターが発売されており、私自身最初のモニター選びは結構大変でした。

今回は実際にPS4モニターを2台買った実体験から、PS4向けにおすすめなモニターを解説していきます。

PS4モニターとテレビの違いについて

まずテレビとモニターの1番の違いとして応答速度の速さにあります。

これが良く言われる遅延(※)のこと。

例えばeスポーツ(ゲームの大会)では必ずといっていいほどゲーミングモニターが使われていますよね。

これはテレビよりもモニターの方が遅延なくゲームをプレイできることを意味しています。

遅延とは
いわゆる応答速度(ms)のこと。応答速度(ms)の数値が低いほど低遅延の環境でゲームを遊べます。

ゲーミングモニターだと1ms~5msがほとんどですね!

モニターを買うべき人とテレビでもOKな人

PS4用にモニターを買うべき人と買わなくてもOKな人との違いをあげてみます。

まずPS4用にモニターを買うことで高い満足感を得られる人の特徴がこちら↓

  • 毎日のようにPS4を起動する
  • オンライン対戦を日常的に遊んでいる
  • PS4以外にもPCやスイッチのモニターとしての用途も考えている

こういった方にPS4モニターはかなりおすすめです。

逆に「オンライン対戦には全く興味ないよ」「ゲームはモンハンをちょっとやるだけ」というライトゲーマー層の方は無理してまでモニターを購入する必要はないと思います。

ゲームのためだけにわざわざモニターを買わなくてもゲームを充分楽しめます。

また、モニターを買えば無条件で強くなれるというわけではありません

モニターはあくまでゲームに最適な環境が整うだけ。

対人ゲームで勝つにはそのゲームを地道にコツコツやり込んで、分析と改善を繰り返していくことが1番です。

PS4モニターの性質(スペック)を詳しく知ろう

PS4モニターを買おうと決心できましたら、次はPS4モニターに最適なスペックを確認していきましょう。

何十万円もするゲーミングPCとPS4ではそもそも買うべきモニターは異なりますので注意してください。

PS4向けモニターに最適なスペックは以下の5点。

  1. 応答速度1ms~5ms
  2. リフレッシュレート60Hz
  3. ノングレア(非光沢)
  4. HDMI1つ以上
  5. 20~24インチ
MEMO
PS4プロを持っており環境を完璧に整えたい方は4Kを重視してもいいかもしれません。私はPS4プロですが4Kは興味ないので1万円代のモニターでプレイしています

このあたりを抑えたモニターを購入すると、PS4向けモニターとしては後悔しない買い物ができるでしょう。

何だか難しそうな単語がいろいろ出てきましたので、以下で詳しく解説しますね。

①応答速度ms

これは前述した通り、msが低いほどモニターとしてのスペックが優れていることになります。

PS4向けにモニターを購入する場合、5mか1mがおすすめ。

個人的には5mと1mの違いは体感できないレベルです。

②リフレッシュレート(走査周波数)Hz

1秒間に画面を更新できる回数でよく○○FPSなどといわれているものです。

PS4は最大60FPSなので、60Hzのものを選べば問題ありません。

2019年10月追記:
PS5の発売が2020年末と公式発表されました。PS5のスペック次第では60Hz以上のモニターを購入するのもありかもしれません。

MEMO
※参考PS3は30FPS

③光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)

画面が暗い時に自分が反射で映り込むのが光沢(グレア)

これはぶっちゃけ好み次第です。

私はゲームのムービーでの暗転シーンなどで自分の姿が画面に映るのがイヤなので、ノングレア一択でした。

④HDMI端子の数

HDMIはPS4とテレビを繋げるコード。

PS4を買うと付属品としてついてくるのがHDMIケーブルになります。

PS4だけに使う専用モニターならばHDMIは1つでもOK。

ただ、【PS4とパソコン】【PS4とswitch】といった感じで、モニターに複数の用途がある場合はHDMIが2つあると結構便利になります。

私自身PS4とパソコンの両方にモニターを使用したかったため、HDMI端子が2つ付いているものが判断基準でした。

⑤IPSパネル/TNパネル/VAパネル

これは液晶パネルの駆動方式の違い。

ざっくりいうと、IPSは画面が綺麗だけど高価、TNは応答速度が速く安価、VAはその中間って感じです。

基本的に安めの価格帯のモニターはTNパネルがほとんどなのでTNパネルを選ぶことになると思います。

ここは正直そこまで「どれがおすすめ!」とは断言できないため、その他のスペックで判断すると良いでしょう。

⑥内蔵スピーカー

モニターにスピーカーが内蔵されているかどうかです。

ただ、スピーカーが内蔵されていたとしても、低価格帯のモニターはスピーカーの音質はあまり良くないため、内蔵スピーカーの有無は気にしなくてもいいかもしれません。

スピーカーが内蔵してない場合は外付けスピーカーヘッドフォンで対応可能

⑦インチ

インチはモニターの大きさ

FPSの場合はモニターが大きすぎると見なければいけないところが多くなり、逆にプレイしづらかったり目が疲れやすくなる場合があります。

小さすぎず大きすぎずが理想。

目安はだいたい20~24インチぐらいがおすすめです。

私の買ったPS4モニターはASUSとDELLのゲーミングモニター

ここで私の手持ちモニターを2台紹介します。

  • ASUS ゲーミングモニター「VX248H」
  • Dell ゲーミングモニター「SE2417HG」

どちらも1万円代で購入できるお手軽なPS4モニターです。

これらのモニターにした理由は4点あります。

  1. HDMIが2つ使える
  2. 先ほど紹介したPS4に最適なスペック条件を満たしている
  3. DellのデスクトップとASUSの格安ノートパソコンのどちらも気に入っている
  4. Amazonプライデーでかなり割引されていた

で購入して大満足という感じです。

現在はデュアルディスプレイ(2台横並べ)でこの記事も書いていますが、かなり快適で効率よく作業できます。

またゲームしながらロード中やマッチング中にもう1つの画面で作業できるのも魅力。

PS4モニターを実際に買って感じたこと

私の話をしますと、去年までずっとテレビ(SHARPのAQUOS)でオンライン対戦ゲームをやっていました。

そしてモニターに変えてからはテレビとの違いが割と体感できるレベルでびっくりしました。

モニターに1万円ほどかけた価値は十分にあったと断言できます。

よく遊ぶゲームはFPS・TPS・スポーツゲームなど

1番違いを感じられたのが、FPSゲームでのとっさの撃ち合いに勝てるようになった点。

お互い位置が分かってる場合での撃ち合いも、以前より楽しくなる感じです。

その他初音ミクProjectDIVAという音ゲーでも明らかにスコアが上がっています。

私自身はテレビで遊びよりも圧倒的に遊びやすかったので、興味の湧いた方はぜひPS4モニターの購入を検討してみて下さい。